ライフスタイルを重視できる派遣社員
派遣エンジニアだからこそ得られるキャリアとは
「派遣切り」という言葉により、「不安定」である「スキルが低い」、「言われたことをこなすだけ」といった、ネガティブなイメージがつきまとっている「派遣」ですが、そのイメージは正しいのでしょうか。派遣はさまざまな環境で働くことになるので、『一か所で落ち着いて働きたい』と思う人にはあまり向かないかもしれません。就業先が変わるたびに、新たな環境に慣れなければいけませんし、職場の人間関係も一から構築することになります。本当にやりたいことを始めるまでに時間を要することもありますし、プロジェクトによって働く時間が大きく変わることもあります。しかし、一見デメリットに感じるようなことが、実はメリットであるということを知って欲しいのです。
派遣社員のメリット
派遣の場合、派遣先の案件によって多種多様な人材がアサインされていて、ときには業界で有名な方と仕事をする機会もあります。多くの「エンジニア論」に触れることは、自身の視野を広げ、より高い視点でキャリアを描くことができます。また、たくさんの会社で経験を積むことができるのもメリットです。ITは顧客情報を選ばないので、色々な会社で経験を積める可能性が広がっていきます。様々な文化・背景・環境で経験を積んだスキルは評価されますので、クライアントからのニーズや自身の市場価値が高まれば、自身の給与アップにも繋がります。
技術派遣は技術をベースとしますが、派遣先企業の業務次第で契約内容も変わり、状況によって営業支援やコンサルタントのような活動もする為、さらに高い視点でスキルを伸ばすことも可能です。さらに、個人の人脈を広げることができる点もメリットが大きいでしょう。営業職でもない限り、一般社員では仕事で知り合える人数に限界があります。派遣という働き方は、就業先が変わるたびに異なる企業の文化を経験できるだけでなく、多くの方と知り合うことができるのもメリットの一つです。築いたネットワークがきっかけで、さらにキャリアの可能性を日遂げるような新たなプロジェクトに関わるチャンスも出てきます。多様な問題を経験すればするほど、問題解決力がアップしますので、逆行こそチャンスであるということです。
多種多様な経験ができるのも、派遣という働き方ならではないでしょうか。派遣というとどうしてもネガティブなイメージがありますが、こうしたメリットを活かすことで市場価値の高いエンジニアへと成長することができます。
また、エンジニアは残業が多い職種ですが、子育て中の女性エンジニアにとって残業は減らしたいと考えている人も少なくありません。そのため、高い技術力を持ちながらも労働時間の関係で事務職へ転向してしまう方もいます。ですが、派遣の場合、36協定を遵守しているため残業を抑制することができるだけでなく、はじめから残業のない職場を紹介してもらうこともできるため、自身のライフスタイルに合わせて働くことができます。
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